性欲がないは本当?

自分でもないと思っていた性欲が思わぬタイミングで「噴火」することも

 

対策の中であげた、自分磨き、パートナー磨きについてはまた別の機会に詳しくお話しするとして、今回はまずは一番手軽にできる「セクシー脳の育成」について考えてみましょう。

 

セクシー脳とは、セックスについて関心や好奇心を持ち、セクシーなものには「その気」になったり、ボディーにスイッチを入れるなど、セックスに対して意識が高い脳を指します遠隔バイブ

 

冒頭のマトリクスでは「性欲がない」というカテゴリを作りましたが、はたして「性欲がない」という状態はあり得るのでしょうか?



 

性の欲求が微塵もない。子供を生んだと同時に消え去ったという女性がいるのも事実です。しかし私はそれは錯覚だと考えています。セックスにむとんちゃくなパートナーのせいか、オッサン化・オバサン化によりセックスの循環が途絶えたせいか、原因はひとそれぞれです遠隔ローター

 

ところが、セクシー脳が何かの拍子で開花し、埋もれていた性欲に火がつくようなパターンが実際にあります。私の主宰する恋人・夫婦仲相談所に来られたアラフィフ女性の例をご紹介しましょう。

 

彼女曰く、自分は20代の頃のような肉体をバンバンぶつけ合うような、はちきれるセックスは今はもうできない。20代の頃は相手のするがままにまかせて自分から与えることはしなかった。そしてオーガズムも知らなかったそうです。

 

ところが今、50代の今セックスをすると、還暦に向かって衰えつつある身体がこれほど過敏に反応することに驚いているといいます。何度も絶頂を迎えるし、相手が気持ちよくしてくれるぶん、自分も与えてあげたい。気持ちいいことをお返ししたいと思う。身体の細部まで触れて、舐めてくれる相手のことが愛しくて愛しくてたまらなく思える。こんなセックスができる男性にめぐり会えたことは女として最高の幸せと思える……と語ってくれました。

 

自分には性欲はない、と思って過ごしていたのに、50代にして見事に性欲が開花し、セックスの喜びを発見した例です。